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『インディ・ジョーンズ-クリスタル・スカルの王国』

『インディ・ジョーンズ-クリスタル・スカルの王国』
Indiana Jones and the kingdom of the crystal skull 2008


Story
1957年、相棒マックに裏切られ、スパルコ率いるソ連工作員の魔手から危うく逃れたインディ。
大学も強制休職となり街を出ようとしていた彼に、マットという若者が声をかけてきた。
彼いわく「伝説の古代秘法“クリスタル・スカル”を手に入れられる」という。
その言葉を信じ、インディはマットと共にペルーへと向かう。
そこでようやくクリスタル・スカルを手に入れるものの、待ち構えていたスパルコたちに捕らえられてしまい・・・。

Staff
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
音楽:ジョン・ウイリアムズ

Cast
インディ:ハリソン・フォード
スパルコ大佐:ケイト・ブランシェット
マリオン:カレン・アレン
マット:シャイア・ラブーフ
オックスリー:ジョン・ハート

オレたちの傑作冒険活劇といえば、インディ・ジョーンズシリーズ。
製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督スティーヴン・スピルバーグ、主演ハリソン・フォード、音楽ジョン・ウイリアムズといったら、もう面白くない映画ができるわけがない!

でも正直なところ、数年前に約20年ぶりにインディシリーズが撮られるって聞いたときは、大丈夫か?ほんとに面白いものが出来てくるのか?って心配、不安もありました。
何せ主演のハリソンは60代も後半なのだから・・・。

正式な封切りは来週からですが、今日先行上映観てきました。
心配をよそに、ほんと楽しめました。不安は杞憂に終わりました。

やっぱ、インディシリーズは最高!
このカルテットが生み出す映画ってやっぱ最高!!

もう例のテーマが流れるとジーンとして、カラダがゾクゾクするし、インディのハット、ムチが出ると、感動します!
このシリーズ独特の次から次へと繰り出される仕掛け、アクション、そしてウイットとユーモアにとんだ展開、ストーリー、会話。もう言う事ありません。

実をいうと、まず最初にインディことハリソンが出てきたときは、やっぱ老けたなあって印象あります。
でも、それはそれですぐに吹っ飛んじゃいました。
とにかく、このインディ・ジョーンズそのものがハリソン・フォードであり、逆もまたしかり。
出てくるキャラクターやいろいろな仕掛け、展開すべてがやはりこのシリーズ特有のスピードとスリルとスケールで展開していきます。

今回はまた、予想はされていましたが、あるエピソードが暴露され・・・。

キャスティングも旬の俳優、ケイトやシャイアが出ていて、1作のカレン・アレンが出ていたりと、申し分ありません。

オレたちの世代はもちろん、今の若い世代、いやオールマイティに楽しめる、これが真の冒険活劇だと思います!

ラストの終わり方もなかなかぐ〜っ!
★★★★★★★★☆

CINEMA 区切り 19:38 区切り comments(0) 区切り trackbacks(1) 区切り

『ミスト』

『ミスト』The Mist 2007


Story
激しい嵐が街を襲った翌日、湖の向こう岸に不穏な霧が発生していた。
デイヴィッドは不安に駆られながら、息子のビリーを連れ、隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう。
3人がスーパーマーケットに入ろうとすると、店内は大混乱。
外では軍人が歩き回り、サイレンが鳴り続ける。
すると、ひとりの中年男が叫びながら駈け込んで来た。
「霧の中に何かがいる!」と。
店外を見ると深い霧が駐車場を覆っていた。

Staff
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング
製作:フランク・ダラボン他
音楽:マーク・アイシャム

Cast
デヴィッド:トーマス・ジェーン
ミセス・カーモディ:マーシャ・ゲイ・ハーデン
アマンダ:ローリー・ホールデン

スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督で贈る
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』に続く全世界待望の新作!

これがこの映画『ミスト』のキャッチである。

私も、映画館の予告編で、オッ!あのダラボン監督の新作か!これは観にいかねば!と思って、封切りを待っていたクチ。

ダラボン監督は、今までにたった3本しかメガホンをとっていなくて、その3本ともが傑作、秀作と言われている監督さん。
私も好きな監督さんの一人です。
非常に丁寧な作りで、登場人物に重みを持たせ、その割りに、物語が重苦しい感じにはならない。
宗教的、思想的な映画を撮りながら、変に宗教じみていない、変に思想に深入りしない。
それは、希望を描いてきたから?かもしれない。

そういう意味で今回はまたまた厄介なキング原作をどのように魅せてくれるのか.....。

いやー、まいりました!ほんと、結末は驚愕です。
こんな結末もあるの?ある意味ショックです。
ネタばれになるので、くわしくはいいませんが、人間のやることって怖い。人の考え、思いって怖いです。
何が正しい選択か?
それは・・・神のみぞ知る?

映画には様々な異様な生物が出てきます。
そういう意味では、キングらしい、非常にグロテスクで、どろどろしたサスペンスホラーチックな展開ではあるけれど、その中で閉じ込められた小さな村の人々の恐怖の中の変貌がまた怖い・・・。

特に怖いのが、マーシャ扮する狂信的な骨董屋の女主人。人間って弱くて、こんなに恐ろしいのか。

う〜ん、前2作のキング作品は希望がテーマになっていて、最後はなんか清々しさもあったけど・・・。
またマジェスティックでも最後はいい終わり方だなあって感じたけど・・・。
この新作ミストは、最後、ほんとえーーーって感じ。
またまたフランク・ダラボン監督にやられました。
★★★★★★★★

CINEMA 区切り 11:52 区切り comments(0) 区切り trackbacks(8) 区切り

『最高の人生の見つけ方』

『最高の人生の見つけ方』The Bucket List 2007


Story
自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。
かたや見舞いに訪れる家族に囲まれ、一方はやって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。
ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。
2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。

Staff
監督:ロブ・ライナー
脚本:ジャスティン・ザッカム
製作:クレイグ・ゼイダン他
音楽:マーク・シェイマン

Cast
エドワード:ジャック・ニコルソン
カーター:モーガン・フリーマン
トマス:ショーン・ヘイズ

人生を悔いなく、楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない。
残された時間が長くても、短くても、最高の人生を見つけるのは、間違いなくあなた自身なのだから.....。

監督、スタンド・バイ・ミーのロブ・ライナー。
主演、カッコーの巣の上で他、アカデミー賞男優最多ノミネートを誇る怪優、ジャック・ニコルソン&ショーシャンクの空に他、名脇役で主演も数多くこなすモーガン・フリーマン。
もうこれだけど、観ないわけにはいかないっしょ!

早速、観に行ってきました。
とにかく、無駄がない。
さりげない、うまい、間がすごい。
会話が非常にウイットに富んでいて、笑える。
シリアスコメディタッチです。

まったく正反対の人生を歩んできた二人の老いた男が、共に病院で鉢合わせして、余命6ヶ月の宣告を受ける。

原題のBUCKET LIST。
いわゆる棺おけリスト。つまり、棺おけに入る前にやっておきたいことを連ねる。

オレだったら、何だろうなぁ。
なんかいっぱいありすぎて書けないかも.....。

最後の終わり方もGoo!

ほんと、プロ中のプロがこれまたしゃれた脚本の映画をやると、たまらないですねえ。
ロブ・ライナーはまたひとつ秀作を作った。
★★★★★★★★☆

CINEMA 区切り 18:35 区切り comments(0) 区切り trackbacks(5) 区切り

『アイム・ノット・ゼア』

『アイム・ノットゼア』I'M NOT THERE 2007


Story
1959年、ギターを抱えたウディと名乗る黒人少年が貨物列車に飛び乗り、病床の本物のウディに会いに行く。
社会派フォーク歌手として人気が出たジャックだが、シーンから消えた20年後、牧師としてキリスト教の布教にいそしんでいた。
伝記映画の主役を演じ成功したロビーは、9年に及ぶ結婚生活に終止符を打とうとしている。
音楽性をフォークからロックへ転向したジュードは、スターとしての生活を送る中、ドラッグに蝕まれていた…。

Staff
監督:トッド・ヘインズ
脚本:トッド・ヘインズ&オーレン・ムヴァーマン
製作:クリスティーン・ヴァション

Cast
ジャック/ジョン牧師:クリスチャン・ベイル
ジュード:ケイト・ブランシェット
ウディ:マーカス・カール・フランクリン
ビリー:リチャード・ギア
ロビー:ヒース・レジャー
アルチュール:ベン・ウィショウ

出演者、バットマンビギンズ、最近ではプレステージに出ている個性派クリスチャン・ベイル、エリザベス他今もっとも勢いのある女優のケイト・ブランシェット、永遠の青春スター?リチャード・ギア、ブロークバック・マウンテンの故ヒース・レジャー、パフュームのベン・ウィショウ、その他にもジュリアン・ムーア、シャルロット・ゲンズブールなど、そうそうたる俳優陣。これだけでも一見の価値はある映画か。

意味深なタイトル。伝説のスーパースター、未だ現役のボブ・ディランの伝記ともいうべき映画ということで、非常に注目されている作品。

それだけに期待をして観にいきました。
正直言って、私はボブ・ディランのファンではないし、ほんと、ほんの少しのディランの知識しか持ち合わせていず、しかも映画自身の予備知識もなし。

結果は、カナリきつい映画でした。
これ、正直な話。

この映画、巷では非常に評価されている作品に見受けられます。
が、私にとってはちょっと辛い映画でした。

アイディアというか、生ける伝説のスーパースターの伝記となると、ある意味こういう曖昧で、散漫的な構成というか見せ方でしか表現できないのかもしれない。

あえてそうしたのだろうし、ディランのファンやあらかじめ、知識のある人はある程度この映画の描いてることはわかると思う。

でも、何の予備知識もない人がこの映画をパっと見せられたら、おそらく30分もすれば、これ何?何を語ってるの?誰が主人公?何をいいたいの?って感じになる。
それくらい、登場人物間のつながりとか流れとか時代背景がまったくわからない。

これって、私から言わせれば、お金を取って見せるべきものかなあって思う。

もう少し、見せようがあったんじゃないかなあって非常に個人的にではあるけれど、残念な映画でした。

ケイトの熱演には脱帽したけど。
★★★★★

CINEMA 区切り 20:34 区切り comments(0) 区切り trackbacks(8) 区切り

『スパイダーウィックの謎』

『スパイダーウィックの謎』THE SPIDERWICK CHRONICLES 2008


Story
双子の兄弟ジャレッド&サイモン、姉のマロリーは母のヘレンに連れられ、朽ち果てた屋敷にやってくる。
両親の仲違いから、母親と子供たちは大昔に行方不明になった大伯父スパイダーウィックの屋敷で、新生活を始めることになったのだ。
この家にやってきた直後、壁の裏に何かがいる気配を感じたジャレッドは、さっそく屋敷を探検。
屋根裏部屋で「決して読んではいけない」と警告のメモが張られた本を見つけ、思わずページをめくってしまう…。

Staff
監督:マーク・ウォーターズ
脚本:ケイリー・カークパトリック
製作:ケイリー・カークパトリック他
音楽:ジェームズ・ホーナー

Cast
ジャレッド:フレディ・ハイモア
サイモン:フレディ・ハイモア
マロリー:サラ・ボルジャー
ヘレン:メアリー・ルイーズ・パーカー
マルガラス:ニック・ノルティ

ファンタジー好きの俺なら必ず観に行くだろうって?
モチ・・・そうです。
主人公姉弟の双子の兄弟ジェレッド/サイモンを演じるフレディ・ハイモア。彼が出てるっていうだけで、興味津々だわ。
とにかく、彼はうまいね。繊細かつ大胆な演技をする名子役だね。まあ子役って言い方はあまりよくないのかもしれないけど・・・。
ネバーランド、チャリチョコでの感性の演技は皆さんもご存知のはず。
この物語のいいところは、決して荒唐無稽化されていない堅実なファンタジーになっていて、かつ見応えがあり、ハラハラどきどき、そしてみていて、決して退屈せず、最後はほんわかとなるしっかりとした脚本と登場人物、特に主人公姉弟の人物造形がしっかりしている点だと思う。時間的にも1時間半ちょっととちょうどいい長さで、観終わった後がうん、よかったって感じ。
安心のファンタジーです。

★★★★★★★★

CINEMA 区切り 17:56 区切り comments(0) 区切り trackbacks(0) 区切り

『大いなる陰謀』

『大いなる陰謀』Lions for Lambs 2008


Story
ベテラン・ジャーナリスト、ジャニーン・ロスは、未来の大統領候補と目されるジャスパー・アーヴィング上院議員の独占インタビューに赴き、対テロ戦争の新作戦について知らされる。
同じ時刻、カリフォルニア大学の歴史学教授マレーは、優秀であるのに勉学に身が入らない学生トッドを呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始める。
そして、アフガニスタンでは志し高い2人の若き兵士が最前線に送られていた。

Staff
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
製作:ロバート・レッドフォード他
音楽:マーク・アイシャム

Cast
マレー教授:ロバート・レッドフォード
ジャニーン・ロス:メリル・ストリープ
アーヴィング上院議員:トム・クルーズ
ロドリゲス:マイケル・ペーニャ
トッド:アンドリュー・ガーフィールド

大スターであるが、ともすればアクターとしての評価よりも監督として非常に評価されている人に、クリント・イーストウッドとこの映画の監督ロバート・レッドフォードがあげられるのではないか。
共にアカデミー賞監督賞を受賞し、毎回その作品は非常に評価される。
ロバート・レッドフォードの作品には特に自身の伝えたい思いというものが非常に色濃く出ているものが多い。
好きな監督さんの一人です。

さて、この作品のタイトル。邦題は大いなる陰謀。
客受けのよいタイトルではあるが、内容的にはどうなのか?
まさに原題 Lions for Lambs これがピッタリだと思う。
戦争とは「雄々しく前線で闘う若者達はライオンだが、指揮官たちは子羊のようなものだ」と参戦の空しさを説く教授の言葉に出てくる。

この映画、言葉のやりとりが非常に面白い。
こういう映画ってともすれば、非常に退屈に思う人も多いかもしれないが、私にとってはすごくのめりこめたし、考えさせられる作品でした。
3大スターが出ているのは、監督のレッドフォードが一人でも多くの人(特に米国民に)観てもらいたいという意思の表れだと思う。

それから、小道具もしゃれている。
場面場面でいろいろと考えさせられるシーンも多い。

楽しませてもらう映画ではなくて、自分でいろいろとああでもないこうでもないと楽しみを見つける映画、そんな感じです。
★★★★★★★★

CINEMA 区切り 17:35 区切り comments(0) 区切り trackbacks(7) 区切り

『クローバーフィールド HAKAISHA』

『クローバーフィールド HAKAISHA』CLOVERFIELD -HAKAISHA- 2008


Story
ニューヨークのとある高級アパート。
東京への転属が決まったロブのためにサプライズ・パーティが開かれている。
そんな中、突然、とてつもない爆音が響き渡る。
表を見ると、外では大爆発が起きている。
そこに何かが飛んでくる…。
近くのビルに激突し、地面に落下したのは自由の女神の頭だった…。
コードネーム“Cloverfield”と呼ばれるビデオ映像。
かつてセントラル・パークと呼ばれた場所で見つかったものである。

Staff
監督:マット・リーヴス
製作:J.J.エイブラムス
脚本:ドリュー・ゴッダード

Cast
ロヴ:マイケル・スタール=デヴィッド
ジェイソン:マイク・ヴォーゲル
ベス:オデット・ユーストマン
リリー:ジェシカ・ルーカス
マレーナ:リジー・キャプテン

予想以上というか予想どおりというか.....
いやはやなんともいえない映画。

勿論、実験的な、一か八か製作者にはそういう意図はあったんでしょう。
実体のわからないものへの不安、恐怖をかりたてる。
徹底した秘密主義。

しかし、まあ最後の最後までよくもまあ徹底したもんだわ。
ある意味、見事としかいいようがない。

おかしいところはいっぱいあって、でもそれはそれで実験的映画だから、許せる?

う〜ん、私は正直な気持ち、このアイディアは突拍子もないものとも思えないし、ちょっと人を食ったアイディアだし、これをあの大画面でみせるほどのものかと疑ってしまう。

ちょっともったいないなあって思うなあ。

正直言って、この映画の売りはまさに見えない、わからないものへの不安、恐怖そのものだけであって、気持ちのいいものではない。

少しだけ、主人公の思いが語られているものの、全体的にすごく観ていて、イライラするものだったのも事実。
★★★★★☆

CINEMA 区切り 17:07 区切り comments(0) 区切り trackbacks(51) 区切り

『バンテージ・ポイント』

『バンテージ・ポイント』Vantage point 2008


story
スペイン・サマランカでの演説中にアシュトン米大統領が何者かに狙撃され、さらに演壇が爆破されるテロが起こった。
シークレットサービスのバーンズはTV中継車に乗り込み、撮影された映像をチェック。
そこに怪しい何かを見つけた。
同時刻、サマランカ市警のエンリケは事件の容疑者として拘束されそうになり、サマランカ市街へと逃亡を謀る。
アメリカ人旅行者のハワードは、ビデオカメラを片手にそんなエンリケを追いかけるが。

staff
監督:ピート・トラヴィス
脚本:バリー・L・レヴィ
製作:ニール・H・モリッツ
音楽:アトリ・オルヴァルソン

cast
バーンズ:デニス・クエイド
テイラー:マシュー・フォックス
ルイス:フォレスト・ウィテカー
ブルックス:シガーニー・ウィーバー

大統領狙撃、シークレットサービス、複数の視点からひとつの出来事を描く話。それだけでも、非常に興味をそそられるよね。
キャッチコピーは、目を凝らせ!大統領を狙撃した1発。容疑者は8人。真実は1つ。
誰も信じるな。何も見逃すな。

いやあ、90分。ノンストップではらはらどきどき。食い入るように観ました。
面白かったですよ。

ほんとまず無駄のない映像。片時も見逃せない息もつかせぬノンストップサスペンスアクション。
しかも1つの米国大統領狙撃事件を異なる8つの視点から描く。なかなかユニークで新鮮でした。
VANTAGE POINTとは文字通り「視点」のこと。人はそれぞれ自分の見方でモノを観、モノを考える。
有名なのは「羅生門」ですよね。「戦火の勇気」もそう。
大統領狙撃にいたるまでの映像を、捜査官や観光客、犯人など8人の視点で8回繰り返される。
そのつど時間が巻き戻され、少しずつ新たな事実が明らかにされてゆき、真相に近づいていきます。

私は、最初にあっ、こいつ怪しいと思ったのがやはり犯人でした。(笑)
まあそれはさておき、街中でのカーチェイスは迫力満点だし、登場人物の演技もそれぞれほんと迫力があります。
主演のデニス・クエイドは恐らく代表作のひとつになるのでは。
それから、米国人旅行者役のフォレスト・ウィテカーがなかなかいい役やってます。
結末にひとつ温かみのあるエピソードにからみます。

この脚本、ほんとよく出来てます。
最近では「クラッシュ」のときもうなったけれど、この映画もすごい脚本です。
とにかくそれぞれの視点での映像、一番次がわかればってとこで、別の視点に移るという、緊張感とハラハラドキドキ感が継続して最後までいっちゃうんですよね。

ひとつの事柄が、見る角度により別のものに見えてくる。ある事実を知った後には、同じ出来事がより大きな意味を持っていたことに気づくという。
まったく無関係と思われた登場人物たちが、それぞれ存在理由を持って配置されていて、すべてが明らかになる最後の瞬間、大きな驚きと充足感がきます。

★★★★★★★★☆

CINEMA 区切り 19:53 区切り comments(0) 区切り trackbacks(6) 区切り

『君のためなら千回でも』

『君のためなら千回でも』THE KITE RUNNER 2007


Story
1970年代のアフガニスタン。
裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンと凧遊びをしたり、兄弟のように仲よく暮らしていた。
だがある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。
やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。
2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。
時は流れ、00年のサンフランシスコ。
小説家となったアミールの元に、父親の親友から「君は今すぐ故郷に帰って来るべきだ」と電話が入る…。

Staff
監督:マーク・フォースター
脚本:デヴィッド・ベニオフ
原作:カーレド・ホッセイニ
製作:ウイリアム・ホーバーグ他
音楽:アルベルト・イグレシアス

Cast
アミール(青年時代):ハリド・アブダラ
アミール(少年時代):ゼキリア・エブラヒミ
ババ:ホマユーン・エルシャディ
ハッサン(少年時代):アフマド・ハーン・マフムードザダ
ラヒム・ハーン:ショーン・トープ
ソーラブ:アリ・ダネシュ・バクティアリ

原題がThe Kite Runner。凧追いかな。で、邦題が君のためなら千回でも。映画を観る前なら、邦題が断然だと思うけど。映画を観た後なら、The Kite Runnerもなるほどと思う。いや、むしろ原題のほうがある意味深いかも。
でも邦題もそれはそれでいいと思うなあ。この邦題は映画の中で、主人公アミールと仲良しだったハッサンがともに1度ずつ発した言葉からきてるんだけど、果たしてこんなセリフ、俺だったら言えるかなあって。親友と呼べるヤツは少ないながらもいるけど、まあそこまで言えるか自信ないなあ・・・。
この映画、時代と運命に翻弄された二人の少年の友情を軸に、愛、信頼、絆、過ち、後悔といった人間の本質を描いたもので、静かな感動を与えてくれます。
少年二人は素人、そして片方のハッサンの子供役にも素人を起用。それぞれなかなかうまく演じていると思いました。
70年代のアフガニスタンの時代背景。身分の差。凧の勝負、男の意地とプライド。少年時代の無邪気さと残酷さ。
少年時代の友人への思いと後悔。兄弟同然に育った2人がなぜ離れ離れになり、激動の波に飲まれていったか。
大人の事情を理解し始めた年頃の、硬いけれど傷つきやすい繊細な心を丁寧に描いています。
アミールとハッサンの関係はいろいろな背景の中で、取り返しのつかない事態に発展してしまう。
なんかなんとなくわかるなあ。きっと主人公アミールの育った環境、母が自分を産んですぐ亡くなった。厳しい親父。そういうコンプレックスと富俗階級で育った彼が、召使の子ハッサンに対して、つい思ってしまうエゴ。
後々判明するアミールとハッサンの関係・・・。
ハッサンの息子役の子がまたいい味だしています。
凧がまたアクセントになっていろいろと想像してしまいます。
こういう映画もいいね。
★★★★★★★☆

CINEMA 区切り 22:18 区切り comments(0) 区切り trackbacks(3) 区切り

『エリザベス ゴールデン・エイジ』

『エリザベス ゴールデン・エイジ』ELIZABETH:THE GOLDEN AGE 2007


Story
25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。
父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。
その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。
さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。

Staff
監督:シェカール・カプール
脚本:ウイリアム・ニコルソン&マイケル・ハースト
製作:ティム・ビーヴァン他
音楽:クレイグ・アームストロング&ARラフマーン

Cast
エリザベス1世:ケイト・ブランシェット
ウォルシンガム:ジェフリー・ラッシュ
ローリー:クライヴ・オーウェン
ベス:アビー・コーニッシュ
メアリー:サマンサ・モートン

ケイト・ブランシェット。大好きな女優さんです。
前作「エリザベス」が当たり役で、一気にスターダムにのしあがった彼女。
その後、リプリー、ギフト、ロードオブザリングシリーズ、バンディッツ、ヴェロニカ・ゲリン、アビエイターなど話題作に次々と出てw新境地に挑戦している主役も脇役もできる演技派だけど、凛とした役もできる女優さん。
だいたい、イングランド、スコットランド、アイルランド、この辺の歴史モノも好きなので、前作エリザベスはすごく面白かったし、本作も楽しみにしてました。
全体的に前作は、エリザベスよりも周りに焦点が当たってたように思いましたが、今回はまさにエリザベスの映画。つまりケイトの独壇場でした。
少し、スペインの無敵艦隊との決戦を盛り上げてほしかったなあって気持ちはありますが、まあでもエリザベスの内憂外患の立場がよく描かれていたと思います。
それにしても、エリザベスが恋心をいだくローリー役のクライヴ・オーエンがなぜかルー・大柴に見えてしまうのは私だけでしょうか・・・。
メアリー・スチュワート役でサマンサ・モートンが出てますが、よくをいえば、もうちょっとスポットをあててほしかったなあ。
ちょっともったいない気がしました。
スペイン王についてもあんまり描いてないし、そういう意味では良くも悪くも、エリザベス一色になっちゃったかな。
でも私は個人的にケイトファンなので許します。
★★★★★★★

CINEMA 区切り 20:57 区切り comments(0) 区切り trackbacks(4) 区切り

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